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歴史的敗北 [バスケ全般]

負けてしまった。これで自力での決勝T進出はなくなった,というか可能性が限りなくゼロに近づいた。

前半38対20という大差でありながら,後半は19対40という展開で残り30秒で逆転された。

もともと1勝もできないのではないかという戦前の予想に反して,日本は大善戦し,今回の大会を通じて「世界ともそこそこやれる」という自信はついたのではないかと思う。

明らかに今までの代表とは次元の異なる高いレベルに達したと思う。そういう意味で,おとといのパナマ戦での勝利は,「歴史的勝利」と言える。

しかし,今日は「歴史的敗北」。それは,今まで「夢」でしかなかった決勝T進出が目の前にはっきりと見えてきたときに今まで日本代表が味わったことのないプレッシャーに押しつぶされたと考えるからだ。

確かにNZは,前回大会4位で世界ランクも日本よりも10位くらい上という明らかに格上の相手だったから,勝つのは奇跡だったと思う。しかし,前半は完全に楽勝ペース。それを確実に勝ち取るというレベルにまで今の日本代表は達していなかった。勝っているはずの日本が浮き足立ち,追うNZは,着実に3Pを沈めていった。それが一つの世界の壁なんだろうと思った。

今回の代表は選手として旬の選手は少ない。これからを支える若手と若手を支えるベテランで構成されている。今回の大会での貴重な経験を通じて若手が「世界で戦える力」をつけてくれることを期待している。

明日は予選ラウンド最終日を見に行く。わずかな可能性だが,最後まで全力を尽くす姿をみせてほしい。

それにしてもひどい扱い [バスケ全般]

いよいよ8月19日から世界バスケ開幕。

しかし,意識しているのかどうかは知らないが,同時期に「女子バレーワールドグランプリ2006」なるものが開催されるらしい。

詳しい経緯は知らないが,要するに世界ランク上位の代表を集めた大々的な練習試合にスポンサーがついた大会というところではないだろうか。少なくともここ数年,毎年やっているらしい。

一方で,こっちは,4年に一度のまさにオリンピックと同レベルの大会。NBAのスター選手もたくさん来る。

なのに,女子バレーはテレビ放映は生放送でゴールデンタイム。主題歌はジャニーズ。

アトランタオリンピックで,女子バスケの日本代表が7位に入り,女子バレーの順位を超えた時期があった。ついにバスケが逆転したかと思っていたが,おそるべし女子バレー。

野球の巨人戦でさえ延長されない,Jリーグの公式戦もBS中心,というテレビ界におけるスポーツ番組冷遇のこのご時世に,この豪華絢爛さは怒りを通りこしてお見事というしかない・・・。

女子バレーファンが読んだら叱責されそうな文面(これでも抑えたつもり)になってしまったが,バスケというスポーツの「楽しさ」を日本にも普及させたいといつも願っている者の愚痴でした。


バスケットボールというスポーツ その1 [バスケ全般]

最近,日増しにサッカーのワールドカップに対する報道が増えている。というわけで,基本的にスポーツ大好きな僕としては,わくわくしてくる。

しかし,一方で,こうしたサッカー熱の高まりとともに,今年,サッカーでいうワールドカップが日本で開催されるというのに,バスケットボールのことなど誰もとりあげてくれないという現状に歯がゆい思いばかりである。全試合放送するというスカパーはともかく,地上波の放映権を買い取ったTBSの下した決断は,すべてリアルタイムでの放送ゼロ。つまり,すべて録画放送。しかも第3戦から第5戦までの平日は,すべて深夜の放送・・・。

具体的にどういう理由でこういうことになったのか,その裏舞台を知る立場にないので,TBSを責める気はない。おそらくスポンサーがつかなかったのだろう。企業として合理的な判断をしたまでなんだろう。

ただ,それにしても・・・というのが,正直な気持ち。野球やサッカーと比較するつもりはないが,例えばバレーボールなんかと比較すると,その扱いの違いは歴然である。バレーボールとバスケットボールでは,世界での競技国数も競技人口とで比べると,比較の対象にもならないほどバスケットボールの方がメジャースポーツである。バスケットボールの世界団体であるFIBAの加盟国数は,サッカーのFIFAを超えたというくらいだから。

というわけで,とにかく,こういう機会にバスケットボールというスポーツは何なのかについて,自分なりに頭の整理をしてみたいと思う。

今日はこの辺で。


がんばれ日本代表! [バスケ全般]

よく考えたらごのブログは,バスケ関連のことを書くつもりになっていたはずだが,気がついたら,すっかり本と映画の些細な感想メモブログになっていた。

まあ,とりあえず何かいろいろ書いてみよう(おそらく誰からも読まれることはないだろうが)という趣旨から,それはそれで仕方がないことだが,この夏,日本そして広島で予選リーグの開催される世界バスケまでは時々,バスケの話も書いてみよう。

今の時期,がんばれ日本代表!なんて記事を書くと,サッカーと勘違いされそうだが,これはあくまでバスケの日本代表の話。

今日,日本代表の第6次強化合宿の最終日で,学生選抜と練習試合が広島であった。ちなみに昨日も学生選抜と練習試合をして,何と日本代表は負けていたことを新聞で知った。

昨日の情報は,あくまで新聞情報なので,体格的におとる外国勢に対抗するために,例えば,徹底的に速攻にこだわった戦術をとったため負けたとか,やはり竹内兄弟が学生選抜の方で出場したからかとか,合宿で厳しい練習が続いて疲れていたとか,とにかく負けた理由を考えていた。

しかし,今日,実際に試合を見て,愕然とした。確かに疲れはあるんだろうとは思う。しかし,素人目に見ても,「とても日本代表とは思えない」試合ぶりなのである。

あくまでヨーロッパ遠征前の練習試合であって,試合結果はさほど重要視するべきではないことはよくわかっている。しかし,「それにしても・・・」なのである。

一旦,10点差近く差を広げていた時間帯もあったが,その後,学生選抜に逆転され,そのまま点差を広げられ,そのまま負けた。しかも,見た目には,点差以上に学生選抜との差を感じた試合だった。学生選抜のスピードに翻弄され,確実なシュートに突き放された。そんな印象だった。

一方の日本代表は,確率の悪いシュートに加えて,チームプレーとしていったい何がしたかったのか,結局最後までわからなかった。個人技でさえも,とても日本代表らしいプレーもほとんどみられなかった。

バスケのようなチームスポーツは,チームとしての連携によっても大きな影響を戦力に与える。そのため,代表チームというのは,いつも一緒にプレーしている単独チームに負けるという話はバスケに限らず,サッカーなどでもよく聞く話だ。しかし,相手は「学生選抜」,つまり向こうも混成チームである。

とすれば,負けた理由は「合宿の疲れ」,それ以外にないのか。いや,それ以外にないことを祈りたい。


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